■
2008/02/06( Wed)
「さくらシュトラッセ」コンプ完了。
■シナリオ 「くすくす」「NYAON」のコンビの特徴として今作も修羅場、鬱有りの話かと思いきや、 「もしらば」みたいに泣かせる系の話ではなく、笑いあり、ほのぼのあり、ボケありの、 重苦しさ薄めの、プレイしている感じとしてはパルフェとかそんな感じでした。 (あそこまでテーマ性を押し出したりはしてないんだけどね)
体験版の時点では主人公の考え無しの行動がやや鼻について地雷臭がしましたが、 プレイヤーからの意見感想を反映させたのか、製品版ではこの手のゲームとしては珍しく、 その辺り納得できるように修正してきたところは○ですね。
■マリー ルーデル 自他共に認める「面倒くさい女」であり「愛おしい恋人」。 ドジだけど一生懸命で恥ずかしがり屋という、まぁいわゆる正統派のヒロインと思わせて、 非常に思い込みが激しく、悩み始めると止まらなくなりヘタレるという、えろげ主人公的な 面も持ち合わせる、ちょっとばかしこういったゲームの王道からは外れた女の子でした。 しっかりしているように見えて、すぐにわたわたし、主人公からは弄られっぱなしという マリーのキャラが原画と声優さんの熱演によって相乗効果を生み、無茶苦茶可愛いすぎます。
最初は手を繋ぐのも赤面していたのに、エピローグでは主人公の食事に魔法をかけて 絶倫にした挙句、自分から欲しがるという驚きの学習能力。そらあなた、使い魔に 「淫乱」呼ばわりされても仕方がないと思うぞ。だがそこが非常に良い。
■綾瀬 優佳 ボケ役の多いかもめ亭の中で、(主に主人公を)ツッコむ立場のゆー姉。 表面上はDMFの冴香と見せかけて内面は都香分が強いキャラでした。 とはいえゲーム的に終始重苦しい雰囲気ではなく、秘密も踏まえた上で それを乗り越え頑張っていくというのはこの手の話の王道ですね。
あと、本人ルートではなくてマリールートで申し訳ないんだけど、 マルギコエナンデスケド | \ | ('A`) ギシギシ / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン/ にワロタ。まさかDMF以来このAAを使える日が来るとは(笑)
■里村 かりん ちょっと、というかかなり頭が足りていないのには実は理由があり、 あぁこいつは守ってやらなきゃいかんなぁという保護者的ポジション。 成長を止めていた理由といい、誰よりも主人公を信頼し、愛しているのは かりんである事を知っちゃうと、この後他ルートに流れるみーくんは マジ鬼畜じゃないですか、ねぇ?(笑)
■ルゥリィ 超ネタバレだけど今更なんでバラしちゃうと、正体はマリーの使い魔のネコ。 優佳ルートではあれだけ義理の姉弟関係に悩んだというのに、こっちでは ネコと付き合うのに本人含め周りが誰も異論を唱えないかもめ亭メンバーは偉大すぐる。 気まぐれツンデレロリは範囲じゃなかったのに、主人公が他に意識を向けると 構って光線を出すこのいじらしさは反則ジャマイカ。
|
|