らぶデス |
発売元 |
容量 |
ボイス |
CDチェック アリ |
TEATIME |
7G |
フルボイス |
2005年4月発売 |
3D萌えというのは果たして通用するのかと巷で話題になった本作。
結論から言うと、予想していた以上にメッチャ萌えた。
とにかくさ、キャラの表情、仕草がメチャメチャ可愛らしく動くのよ。
胸の動きが若干強調されている(笑)のを除けばホント自然にグリグリ動く。
危惧していた3Dの違和感はプレイ中にはあんま覚えなかった。
多分ね、シナリオレベル単体としては普通かちょい上ぐらいやと思うんよ。
だけどキャラ立てが非常によろしかったのが前述の動きのよさと相まって、
自分の評価で言わせてもらうとかなり萌える作品になってます。うん、まいった。
欠点を挙げるならば、要求するスペックの高さとバグの多さ。
とにかくグラボ性能にに頼る頼る。ゲフォ2MXの32Mだと、画面に2人でると
読み込みに時間が掛かり、3人でるとメッセージ送るのにレスポンスが非常に悪くなる。
バグはパッチである程度回避できるのでパッチ当て必須。
感想はいつものようにクリアした順に。
香月奈々美
前半、公園に呼び出されてさぁ告白かというシーンまで進めるまでは、よくある
内容のないドタバタ学園ラブコメで終わるのかなと思っていたら例のセリフ。
まさかラノベ系ファンタジー展開になるとは思ってなかったよ。前情報にはどこにも
そんな設定知らされてなかったのでちょっと新鮮だった。先入観って結構大きいんですな。
とにかく奈々美は優し過ぎるんだよ。ひーくんの幸せを考えるならば、
それまで自分のしてきた事を全て無に返してでも自らを引いちゃうんだよ。
それだけに報われるHappyEndではベタといえばベタなのにちょい泣いた。
それにしても萌えゲーなのに修羅場展開がキッチリ入っているとは恐れ入った。
同日に発売されたアレ程ではないにしろ、心理的にくるなかなかキツめヤツが。
これぐらいで丁度いいよ。刺したり刺されたりはもうお腹一杯だ・・・。
以下ネタバレの為反転
真「私は10年も一緒にいて、ずっと好きだったんだよ、それなのに、
ひょっこり戻ってきて、私から裕樹を取っていくなんて、ずるいよ!!」
奈「10年?私だって10年だよ!!ずっと一人で、待ち続けてきたんだよ!!
真帆ちゃんは10年間、ずっとそばにいることが出来たんでしょ!?」
真「全然知らない子だったら、まだ諦められたかもしれない・・・だけど、
奈々美ちゃんは私の知ってる奈々美ちゃんなんだもん!」
奈「だったら何だっていうの!?いつも側にいるからって、それで独占しようなんてずるいよ!!」
・・・アレレ、美琴とちひろが修羅場になってビンタ応酬してやがりますよ?
D.C.のさくらと音夢な展開に大興奮!!(* ゚∀゚)=3ハァハァ
若宮 真帆
お寝坊さんを起こしに来るなんて当たり前、アパートの隣の部屋に住んでいたり、
お互いの部屋を隔てている壁に穴が開いていたりと、これ以上ないというぐらい
お約束の属性を抱え込んでいる、好き好き大好きオーラ出しまくりな幼なじみ。
キャラ的にも最近主流の奇をてらったものではなく、まさに王道の元気系幼なじみ+
健気系ときてやがる。クソッ、あれだけ奈々美にも萌えたのに、こんなPS3と
タメ張れるハイスペック幼なじみ出されたら無条件に萌えるしかないじゃないか!!
たまたま逆に起こしに来た主人公が寝てる真帆にいたずらしようとすると、
半目開いてるクセに本人寝たフリして内心期待しながら待っていたりとか、
一緒に試験勉強する時に「これだけは絶対ダメ〜〜!!」と言われたノートを
後でこっそり開いてみると「好き好き(ネタバレ略)」とか他人に読まれたら
入水しかねない恥ずかしいラブワード書き込んでたりしちゃう一途な娘、
おいおい、そんなんされちゃこちとらニヤニヤが止まりませんよ、いいんですか?
後半の流れは前半のコメディとは逆にシリアス方面に。真帆ルートは先にやった
奈々美ルートとの裏表関係になっており、こちらを立てれば向こうが立たず、
向こうを立てればこちらが立たずという風にになっとる訳でして。
ウワァァン、健気過ぎてどっちかなんて選べない!!
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らぶデスは残りをちさ→綾ねえ→委員長の順でコンプ完了。
その中でも一番効いたのはちさでも委員長でもなく綾ねえ(のシナリオ)。
なんかね、このシナリオだけ根本の設定が他と違うらしく、流れとしては
ファンタジー色は全く無く、綾ねえが出て行った主人公との過去の因縁から始まって、
空白の数年を経て現在の再び同居という状況での葛藤を描いている訳でして。
とにかく綾ねえがいない間ずっと一緒におり、慰めていた真帆が、いまさら
主人公を取らないでとばかりにアピールする姿が必死すぎて、真帆萌えとしては
クリックする度に非常に心が痛む。
「一番になれなくてもいい、二番目でいいから、一緒にいて!!」(ネタバレ回避)
とか言われたら、もう、なんというかっ、なぁっ!!(興奮中)
どうでもいいけど、TEATIMEの次回作「ふた魔女」の登場キャラである
フランチェスカ先生が某薔薇人形第五ドールに見えるのは気のせいなんだろうか。
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